こんにちは。Noboです。
年間20試合以上サッカー観戦に出かけています。
サッカーも読書も好きだから、サッカーの関連本を読んでみたいな。
こんなご要望にお応えします。
サッカーに関する本は毎年たくさん出版されており、何を読んだらいいか迷ってしまいますよね。
有名な現役選手・監督・引退した元選手・サッカーライターが本を出していますし、ひとくちに本と言っても様々なジャンルが出ています。
そこでおすすめなのが、
いきなりですが、みなさんはサッカー本大賞というものを知っていますか?
その名の通りサッカーに関する書籍の文学賞です。
サッカー界に精通している識者や読者の投票によって、優れた書籍が表彰されています。
サッカー本大賞をチェックしていけば、
- サッカーに関する本ってどんな本があるの?
- サッカー書籍のおすすめは?
- 雑誌以外の本も読んでみたい!
こんな疑問も一発で解決します。
サッカー本と言っても、戦術に関するものからサッカーの楽しさを伝えてくれる本まで、いろいろなジャンルがあります。
おもしろい本がいっぱいあるよ。
きっと、あなたが気に入る本が見つかるはずです。
というわけで、サッカー本大賞の大賞作品をすべて紹介します。
Amazonでは、200万冊が月額980円(税込)で読み放題になる「Kindle Unlimited」という電子書籍のサービスがあります。
サッカー本大賞の受賞作品も一部読むことができます。
スマートフォンやタブレット端末で利用できるアプリがあるので、ぜひ利用してみてください。
サッカー本大賞の概要
まず、サッカー本大賞についてかんたんに知っておきましょう。
サッカー本大賞は2014年に創設されました。この賞の概要は以下の通り。
「良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにする」という主旨で「フットボール批評」「ジュニアサッカーを応援しよう!」などを発行、「フットボールチャンネル」を運営するカンゼンが創設したもので、双葉社と白水社が協賛している。毎年1月1日から12月31日までに刊行されたサッカー本(読み物に限り、いわゆる技法書、テクニック本、サッカー漫画は選考対象外)を対象に、選考委員により各自3冊までノミネート作品を選出し、さらに選考委員の合議によって「サッカー本大賞」「翻訳サッカー本大賞」を決定する。
また、ノミネート作品の中から読者からの投票によって最も得票数の多い作品に「読者賞」を授与する。
wikipedia-サッカー本大賞
2020年より「翻訳サッカー本大賞」に代わって「特別賞」が設けられました。
毎年、5~10作品程度がノミネートされて大賞が決まります。
サッカー本大賞のTwitterをフォローしておけば、ノミネート作品・受賞結果を知ることができます。
忘れずにチェックしよう。
それでは、受賞作品を紹介していきます。
サッカー本大賞 2014年
『ボールピープル』
近藤篤 著 (文藝春秋)
世界のあらゆるところでサッカーを楽しむ人々を写したフォトエッセイです。
サッカー本大賞 2015年
『サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった』
中村慎太郎 著 (ころから)
人々はなぜJリーグのファンになるのか?
Jリーグを初めて観戦したときの気持ちを思い出す本です。
サッカー本大賞 2016年
『ラストピース J2降格から三冠達成を果たしたガンバ大阪の軌跡』
下薗昌記 著 (KADOKAWA)
2014年は監督解任・J2降格・社長退陣→2015年にJ1昇格即3冠達成。
奇跡を起こしたガンバ大阪。関係者へ密着取材で分かった真実です。
サッカー本大賞 2017年
『「能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター」、略して 能サポ』
能町みね子 著 (講談社)
サッカー初心者の著者が、なぜかサッカーを応援することになり、地元香川県の「カマタマーレ讃岐」のサポーターになったのか?
Jリーグの魅力が詰まっています。
『サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ』
宇都宮徹壱 著 (カンゼン)
Jリーグを目指すアマチュアクラブ・地域に密着した企業クラブを取材し、日本サッカーのグラスルーツがわかる本です。
サッカー本大賞 2018年
『PITCH LEVEL 例えば攻撃がうまくいかないとき改善する方法』
岩政大樹 著 (KKベストセラーズ)
試合解説の評価も高い元日本代表DF岩政大樹さんの本です。
プロサッカー選手の言葉・判断・成長・戦略・技術・思考など、
夢、目標を実現するための提言がここに書かれています。
サッカー本大賞 2019年
『ディス・イズ・ザ・デイ』
津村記久子 著 (朝日新聞出版)
架空の2部リーグ22チームのサポーターたちが、それぞれの思いでリーグ最後の試合に向かっていく様子を描いた短編集。
サッカーを通してサポーターたちのリアルを描き出しています。
『MLSから学ぶスポーツマネジメント 躍進するアメリカサッカーを読み解く』
中村武彦、LeadOff Sports Marketing 著 (東洋館出版社)
数々の欧州ビッグクラブ、代表チームのUSツアーを手がけた著者が、アメリカプロサッカーリーグ躍進の舞台裏、その背景にあるスポーツマネジメントを解説します。
独特の組織構成、経営手法、マーケティングを徹底解説です。
サッカー本大賞 2020年
『欧州 旅するフットボール』
豊福晋 著 (双葉社)
バルセロナ在住のスポーツライターによるヨーロッパサッカー紀行文です。
各国30以上の街で受け継がれるサッカーと食文化の物語。
サッカー本大賞 2021年
『わたしはオオカミ 仲間と手をつなぎ、やりたいことをやり、なりたい自分になる』
アビー・ワンバック 著 寺尾 まち子 訳 (海と月社刊)
女子サッカー界のレジェンド、アビー・ワンバックが名門女子大学の卒業式で行ったスピーチ。
「胸躍るスピーチ」と大きな話題を呼んで誕生した全米ベストセラー本です。
『女の答えはピッチにある 女子サッカーが私に教えてくれたこと』
キム・ホンビ(著)、小山内園子(翻訳)(白水社刊)
男のスポーツという印象が強いサッカーの世界に女性である著者が飛び込んでいった時の気づきやおかしさを独自の視点で書いています。
女性がサッカーを続けるためには、現状を嘆くのではなく、どう連携するかを語るこの本は韓国で多くの読者に支持されました。
サッカー本大賞 2022年
『ディエゴを探して』
藤坂ガルシア千鶴 著/イースト・プレス
2020年に亡くなったサッカー界のスーパースター。
マラドーナと深い関わりを持った人々に取材し、本当の素顔に迫ります。
みんながイメージする姿とは異なる一面が見つかるかも。
まとめ:サッカー本を読んで知識と文化を深めよう
この記事では、歴代のサッカー本大賞の大賞作品を紹介してきました。
サッカー本大賞は、良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにすることを目的に、技法書、テクニック本、サッカー漫画以外の読み物を対象にした表彰です。
これまでの大賞受賞作品は以下の通りです。
- 『ボールピープル』(2014年)
- 『サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった』(2015年)
- 『ラストピース J2降格から三冠達成を果たしたガンバ大阪の軌跡』(2016年)
- 『「能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター」、略して 能サポ』(2017年)
- 『サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ』(2017年)
- 『PITCH LEVEL 例えば攻撃がうまくいかないとき改善する方法』(2018年)
- 『MLSから学ぶスポーツマネジメント 躍進するアメリカサッカーを読み解く』(2019年)
- 『欧州 旅するフットボール』(2020年)
- 『わたしはオオカミ 仲間と手をつなぎ、やりたいことをやり、なりたい自分になる』(2021年)
- 『女の答えはピッチにある 女子サッカーが私に教えてくれたこと』(2021年)
あなたを楽しませてくれる本があるかも!
読書の秋・サッカーのオフシーズンなどに、読書でサッカーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ぜひ、気になった本を読んでみてください。
Amazonでは、200万冊が月額980円(税込)で読み放題になる「Kindle Unlimited」という電子書籍のサービスがあります。
サッカー本大賞の受賞作品も一部読むことができます。
スマートフォンやタブレット端末で利用できるアプリがあるので、ぜひ利用してみてください。