こんにちは。Noboです。
年間20試合以上サッカー観戦に出かけています。
サッカーも読書も好きだから、サッカーの関連本を読んでみたいな。
こんなご要望にお応えします。
サッカーに関する本は毎年たくさん出版されており、何を読んだらいいか迷ってしまいますよね。
有名な現役選手・監督・引退した元選手・サッカーライターが本を出していますし、ひとくちに本と言っても様々なジャンルが出ています。
そこでおすすめなのが、
いきなりですが、みなさんはサッカー本大賞というものを知っていますか?
その名の通りサッカーに関する書籍の文学賞です。
サッカー界に精通している識者や読者の投票によって、優れた書籍が表彰されています。
サッカー本大賞をチェックしていけば、
- サッカーに関する本ってどんな本があるの?
- サッカー書籍のおすすめは?
- 雑誌以外の本も読んでみたい!
こんな疑問も一発で解決します。
というわけで今回は、2015年のサッカー本大賞の受賞作品をすべて紹介します。
おもしろい本がいっぱいあるよ。
Amazonでは、200万冊が月額980円(税込)で読み放題になる「Kindle Unlimited」という電子書籍のサービスがあります。
サッカー本大賞の受賞作品も一部読むことができます。
スマートフォンやタブレット端末で利用できるアプリがあるので、ぜひ利用してみてください。
サッカー本大賞の概要
まず、サッカー本大賞についてかんたんに知っておきましょう。
サッカー本大賞は2014年に創設されました。この賞の概要は以下の通り。
「良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにする」という主旨で「フットボール批評」「ジュニアサッカーを応援しよう!」などを発行、「フットボールチャンネル」を運営するカンゼンが創設したもので、双葉社と白水社が協賛している。毎年1月1日から12月31日までに刊行されたサッカー本(読み物に限り、いわゆる技法書、テクニック本、サッカー漫画は選考対象外)を対象に、選考委員により各自3冊までノミネート作品を選出し、さらに選考委員の合議によって「サッカー本大賞」「翻訳サッカー本大賞」を決定する。
また、ノミネート作品の中から読者からの投票によって最も得票数の多い作品に「読者賞」を授与する。
wikipedia-サッカー本大賞
2020年より「翻訳サッカー本大賞」に代わって「特別賞」が設けられました。
毎年、5~10作品程度がノミネートされて大賞が決まります。
サッカー本大賞のTwitterをフォローしておけば、ノミネート作品・受賞結果を知ることができます。
忘れずにチェックしよう。
それでは、受賞作品を紹介していきます。
サッカー本大賞 2015年
サッカー本大賞2015:『サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった』
中村慎太郎 著 (ころから)
人々はなぜJリーグのファンになるのか?
Jリーグを初めて観戦したときの気持ちを思い出す本です。
翻訳サッカー本大賞2015:『孤高の守護神 ゴールキーパー進化論』
ジョナサン・ウィルソン著/実川元子 訳 (白水社)
ゴールキーパーの歴史・文化・進化をたどるというゴールキーパーに特化した本です。
読者賞2015:『通訳日記 ザックジャパン1397日の記録』
矢野大輔 著 (文藝春秋)
ザックジャパンの通訳を務めた著者による、19冊分の大学ノートに綴られた日本代表4年間の記録です。
優秀賞2015
『アギーレ 言葉の魔術師』
小澤一郎 著(ぱる出版)
八百長疑惑で解任された元日本代表監督。
日本サッカーの道をアギーレがどう考えていたのか?
アギーレの言葉を分析し、育成・強化の視点も交えながら解説しています。
『あなたの見ている多くの試合に台本が存在する』
デクラン・ヒル 著/山田敏弘 訳(カンゼン)
スポーツ界を脅かす汚職の構造や機能を分析し、
八百長の内部にいる人々の動機や手段・方法について説明されています。
『礎・清水FCと堀田哲爾が刻んだ日本サッカー五〇年史』
梅田明宏 著(現代書館)
サッカーの街・静岡県清水市(現静岡市清水区)が、日本サッカーにどう貢献をしたのか?
日本サッカー発展の歴史を一人の指導者を通して書かれています。
『蹴る女 なでしこジャパンのリアル』
河崎三行 著(講談社)
なでしこジャパンでW杯優勝に貢献した阪口夢穂選手を追った、長期に渡る密着取材の本格ノンフィクション作品です。
『サッカーデータ革命 ロングボールは時代遅れか』
クリス・アンダーゼン、デイビッド・サリー 著/児島修 訳(辰巳出版)
データでサッカーを読み解く時代になりました。
統計学からサッカー・チームマネジメントを分析するノンフィクション作品です。
分析的かつ科学的な視点でサッカーを見るようになる本。
『Jの新人 Jリーグ新加入170選手の価値 2014』
川端暁彦 著(東邦出版)
2014年にJリーグに新加入した選手の解説本ですが、新卒ルーキーを参考に「どう育成したらよいか」を読み解きます。
『フットボールのない週末なんて ヘンリー・ウィンターが案内するイングランドの日常』
ヘンリー・ウィンター 著/山中忍 訳(ソル・メディア)
あの試合のドラマ、スター選手や名監督たちの逸話、ピッチ内外の名場面・珍事件をはじめ、イングランドサッカーが分かるプレミアリーグファン必読の1冊です。
『マラカナンの悲劇 世界サッカー史上最大の敗北』
沢田啓明 著(新潮社)
1950年のブラジルW杯最終戦、ブラジルは逆転負けで全国民が悲しんだ。
南米サッカーの発展から、選手たちのその後の人生も書かれたノンフィクション作品です。
『サッカーと人種差別』
陣野俊史 著(文藝春秋)
ヨーロッパでは、どのような人種差別事件が起きたか?サッカーは差別といかに闘ってきたか?
差別を受けた選手・差別と闘う団体を追いかけ、スタジアムと社会から差別をなくすにはどうすればいいかを考える本です。
まとめ:良書を読んでサッカーを楽しもう
この記事では、2015年のサッカー本大賞の受賞作品を紹介してきました。
サッカー本大賞は、良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにすることを目的に、技法書、テクニック本、サッカー漫画以外の読み物を対象にした表彰です。
2015年は、
- 『サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった』(サッカー本大賞)
- 『孤高の守護神 ゴールキーパー進化論』(翻訳サッカー本大賞)
- 『通訳日記 ザックジャパン1397日の記録』(読者賞)
の3作品が受賞しました。
また、優秀賞として、
9作品が選ばれています。
あなたを楽しませてくれる本があるかも!
読書の秋・サッカーのオフシーズンなどに、読書でサッカーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
Amazonでは、200万冊が月額980円(税込)で読み放題になる「Kindle Unlimited」という電子書籍のサービスがあります。
サッカー本大賞の受賞作品も一部読むことができます。
スマートフォンやタブレット端末で利用できるアプリがあるので、ぜひ利用してみてください。
