こんにちは。Noboです。
年間20試合以上サッカー観戦に出かけています。
サッカーも読書も好きだから、サッカーの関連本を読んでみたいな。
こんなご要望にお応えします。
サッカーに関する本は毎年たくさん出版されており、何を読んだらいいか迷ってしまいますよね。
有名な現役選手・監督・引退した元選手・サッカーライターが本を出していますし、ひとくちに本と言っても様々なジャンルが出ています。
そこでおすすめなのが、
いきなりですが、みなさんはサッカー本大賞というものを知っていますか?
その名の通りサッカーに関する書籍の文学賞です。
サッカー界に精通している識者や読者の投票によって、優れた書籍が表彰されています。
サッカー本大賞をチェックしていけば、
- サッカーに関する本ってどんな本があるの?
- サッカー書籍のおすすめは?
- 雑誌以外の本も読んでみたい!
こんな疑問も一発で解決します。
というわけで今回は、2019年のサッカー本大賞の受賞作品をすべて紹介します。
おもしろい本がいっぱいあるよ。
Amazonでは、200万冊が月額980円(税込)で読み放題になる「Kindle Unlimited」という電子書籍のサービスがあります。
サッカー本大賞の受賞作品も一部読むことができます。
スマートフォンやタブレット端末で利用できるアプリがあるので、ぜひ利用してみてください。
サッカー本大賞の概要
まず、サッカー本大賞についてかんたんに知っておきましょう。
サッカー本大賞は2014年に創設されました。この賞の概要は以下の通り。
「良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにする」という主旨で「フットボール批評」「ジュニアサッカーを応援しよう!」などを発行、「フットボールチャンネル」を運営するカンゼンが創設したもので、双葉社と白水社が協賛している。毎年1月1日から12月31日までに刊行されたサッカー本(読み物に限り、いわゆる技法書、テクニック本、サッカー漫画は選考対象外)を対象に、選考委員により各自3冊までノミネート作品を選出し、さらに選考委員の合議によって「サッカー本大賞」「翻訳サッカー本大賞」を決定する。
また、ノミネート作品の中から読者からの投票によって最も得票数の多い作品に「読者賞」を授与する。
wikipedia-サッカー本大賞
2020年より「翻訳サッカー本大賞」に代わって「特別賞」が設けられました。
毎年、5~10作品程度がノミネートされて大賞が決まります。
サッカー本大賞のTwitterをフォローしておけば、ノミネート作品・受賞結果を知ることができます。
忘れずにチェックしよう。
それでは、受賞作品を紹介していきます。
サッカー本大賞 2019年
サッカー本大賞・:『ディス・イズ・ザ・デイ』
津村記久子 著 (朝日新聞出版)
架空の2部リーグ22チームのサポーターたちが、それぞれの思いでリーグ最後の試合に向かっていく様子を描いた短編集。
サッカーを通してサポーターたちのリアルを描き出しています。
サッカー本大賞:『MLSから学ぶスポーツマネジメント 躍進するアメリカサッカーを読み解く』
中村武彦、LeadOff Sports Marketing 著 (東洋館出版社)
数々の欧州ビッグクラブ、代表チームのUSツアーを手がけた著者が、アメリカプロサッカーリーグ躍進の舞台裏、その背景にあるスポーツマネジメントを解説します。
独特の組織構成、経営手法、マーケティングを徹底解説です。
翻訳サッカー本大賞:『億万長者サッカークラブ サッカー界を支配する狂気のマネーゲーム』
ジェームズ・モンタギュー 著/田邊雅之 翻訳 (カンゼン)
プレミアリーグを中心に金満オーナーが君臨している現代サッカー界。
世界中で起こっているサッカーバブルの全貌とサッカー界を激変させた億万長者たちの正体を明かします。
読者賞:『監督の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめてこの稼業を・愛する・ようになったか』
ひぐらしひなつ 著 (内外出版社)
限られた環境・予算・戦力で、戦術・分析・采配を駆使して戦い抜くJリーグの名監督たちに迫ります。
優秀賞2019
『サッカーことばランド 世界で拾い集めたへんてこワード97』
金井真紀、熊崎敬 著(ころから)
31の国と地域27言語のサッカーにまつわるへんてこワードを、イラストとともに紹介しているちょっと変わった本です。
『東欧サッカークロニクル モザイク国家に渦巻くサッカーの熱源を求めて』
長束恭行 著(カンゼン)
戦争、民族問題もあった地域のサポーターはなぜ、サッカーを愛し続けているのか?
東欧を中心に16の国と地域を巡った著者が、取材当時の出来事やインタビューを中心に書いています。
『日本サッカー戦記 青銅の時代から新世紀へ』
加部究 著(カンゼン)
日本サッカー約50年の歴史と記憶が書かれています。
『うつ病とサッカー 元ドイツ代表GKロベルト・エンケの隠された闘いの記録』
ロナルド・レング 著/木村浩嗣 訳(ソル・メディア)
成功の絶頂にいた元ドイツ代表GKエンケ。
しかし、彼はなぜ自ら命を絶ったのか?
心の病は誰にでも襲いかかることを示しています。
『メスト・エジル自伝』
メスト・エジル 著/小林玲子 訳(東洋館出版社)
ドイツが誇る絶対的司令塔はいかにして生まれたのか、本人の言葉で語られます。
『レッドカード 汚職のワールドカップ』
ケン・ベンシンガー 著/北田絵里子 訳 手嶋由美子 訳 国弘喜美代 訳(早川書房)
2015年のFIFA汚職事件の全容、ロシアがワールドカップ開催権獲得に使った不正な手段、欲にまみれた理事たちを暴いている本です。
まとめ:良書を読んでサッカーを楽しもう
この記事では、2019年のサッカー本大賞の受賞作品を紹介してきました。
サッカー本大賞は、良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにすることを目的に、技法書、テクニック本、サッカー漫画以外の読み物を対象にした表彰です。
2019年は、
の4作品が受賞しました。
また、優秀賞として、
6作品が選ばれています。
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読書の秋・サッカーのオフシーズンなどに、読書でサッカーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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