こんにちは。
サッカーも読書も好きだから、サッカーの関連本を読んでみたいな。
こんなご要望にお応えします。
サッカーに関する本は毎年たくさん出版されており、何を読んだらいいか迷ってしまいますよね。
有名な現役選手・監督・引退した元選手・サッカーライターが本を出していますし、ひとくちに本と言っても様々なジャンルが出ています。
そこでおすすめなのが、
いきなりですが、みなさんはサッカー本大賞というものを知っていますか?
その名の通りサッカーに関する書籍の文学賞です。
サッカー界に精通している識者や読者の投票によって、優れた書籍が表彰されています。
サッカー本大賞をチェックしていけば、
- サッカーに関する本ってどんな本があるの?
- サッカー書籍のおすすめは?
- 雑誌以外の本も読んでみたい!
こんな疑問も一発で解決します。
というわけで今回は、2024年のサッカー本大賞の受賞作品をすべて紹介します。
おもしろい本がいっぱいあるよ。
Amazonでは、200万冊が月額980円(税込)で読み放題になる「Kindle Unlimited」という電子書籍のサービスがあります。
サッカー本大賞の受賞作品も一部読むことができます。
スマートフォンやタブレット端末で利用できるアプリがあるので、ぜひ利用してみてください。
サッカー本大賞の概要
まず、サッカー本大賞についてかんたんに知っておきましょう。
サッカー本大賞は2014年に創設されました。この賞の概要は以下の通り。
「良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにする」という主旨で「フットボール批評」「ジュニアサッカーを応援しよう!」などを発行、「フットボールチャンネル」を運営するカンゼンが創設したもので、双葉社と白水社が協賛している。毎年1月1日から12月31日までに刊行されたサッカー本(読み物に限り、いわゆる技法書、テクニック本、サッカー漫画は選考対象外)を対象に、選考委員により各自3冊までノミネート作品を選出し、さらに選考委員の合議によって「サッカー本大賞」「翻訳サッカー本大賞」を決定する。
また、ノミネート作品の中から読者からの投票によって最も得票数の多い作品に「読者賞」を授与する。
wikipedia-サッカー本大賞
2020年より「翻訳サッカー本大賞」に代わって「特別賞」が設けられました。
毎年、5~10作品程度がノミネートされて大賞が決まります。
サッカー本大賞のTwitterをフォローしておけば、ノミネート作品・受賞結果を知ることができます。
忘れずにチェックしよう。
それでは、受賞作品を紹介していきます。
サッカー本大賞 2024年
サッカー本大賞2024・読者賞:『それでも前を向く』
宮市 亮 著 朝日新聞出版
高校卒業と同時にプレミアリーグの名門アーセナルに加入した宮市亮選手。
その選手キャリアは大ケガとの戦いでした。
そんな宮市選手が、辛い状況の中でどのように前を向いてきたのかが書かれています。
辛いことがあったときに読んで前を向いていきたいです。
特別賞:『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』
島沢優子 著 竹書房
2022年5月にこの世を去ったイビチャ・オシム。
ジェフユナイテッド千葉や日本代表の監督として、日本サッカーに大きな影響を残しました。
オシムといっしょに仕事をした選手・コーチ・スタッフの計11人から、オシムとのエピソードや重くのしかかった言葉・思考について語られています。
現在・未来にも通ずることばかりです。
名著復刊賞:『スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・〔改訂増補版〕』
エドゥアルド・ガレアーノ 著、 飯島みどり 訳 木星社
全156篇のエッセイで、往年の名選手や名試合、クラブやファン・社会・文化の諸相・W杯についてのエピソード、そして日々のサッカーの興奮、楽しさ、熱さが書かれています。
当時のお話がありのままに感じられます。
戦術・理論賞:『フットボールヴィセラルトレーニング【導入編】』
ヘルマン・カスターニョス 著/進藤 正幸 監/結城 康平 訳 カンゼン
「ヴィセラルトレーニング」とは、神経科学を実用的に用い、無意識をトレーニングすること。
一瞬で認知を可能にし、プレー実行スピードを加速させるというものです。
神経科学を用いた最先端のトレーニング理論に触れてみてはいかがでしょうか。
サッカーもあらゆる方向で研究が進んでいるんですね。
まとめ:良書を読んでサッカーを楽しもう
この記事では、2024年のサッカー本大賞の受賞作品を紹介してきました。
サッカー本大賞は、良質なサッカー書籍が日本のサッカー文化を豊かにすることを目的に、技法書、テクニック本、サッカー漫画以外の読み物を対象にした表彰です。
2024年は、
- 『それでも前を向く』(大賞・読者賞)
- 『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』(特別賞)
- 『スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・〔改訂増補版〕』(名著復刊賞)
- 『フットボールヴィセラルトレーニング【導入編】』(戦術・理論賞)
の4作品が受賞しました。
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読書の秋・サッカーのオフシーズンなどに、読書でサッカーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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