こんにちは、Noboです。年間20試合程度サッカー観戦に出かけています。
アジアチャンピオンズリーグってやっているけどどんな大会なの?
アジアチャンピオンズリーグを観戦したいな!
こんな疑問にお応えします。
まずアジアチャンピオンズリーグとはどういう大会か?という点について説明すると、
ということができます。
アジア中から各国のトップクラブが集まり、アジアNo.1を目指す大会です。
もちろん、日本のJリーグクラブも参加しており、日本の代表クラブとしてアジアの強豪クラブと戦います。
この大会に参加するJリーグクラブには日本の威信がかかっているよ。
それほど大切な大会です。
クラブ間の国際試合は少ないので、クラブの名前がアジア中に知れ渡る絶好のチャンスになります。
この記事では、そんなアジアチャンピオンズリーグの魅力をお伝えしていきます。
- アジアチャンピオンズリーグの概要
- アジアチャンピオンズリーグのルール
- 過去の名場面
- アジアチャンピオンズリーグを観戦・視聴するには
この記事を読んでいただくとアジアチャンピオンズリーグを観てみたくなること間違いなしの内容です。
大会の理解も広がりますので、ぜひ最後までご覧ください。
アジアNo.1クラブを決める大会、アジアチャンピオンズリーグ!
アジアチャンピオンズリーグは、正式には「AFCチャンピオンズリーグ」と言います。
その名の通り、アジアNo.1のクラブを決めるための大会です。
この大会はアジアサッカー連盟(AFC)が主催しており、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)とも呼ばれています。
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)と呼ばれるほうが一般的かもしれないね。
アジアチャンピオンズリーグの第1回大会は2002年から始まりました。
それまでは、アジアクラブ選手権、アジアカップウィナーズカップ、アジアスーパーカップという3つの大会があったのですが、これらを発展的に解消して新しく始まったのがアジアチャンピオンズリーグです。
アジアチャンピオンズリーグの概要・ルールを解説!
ここからはアジアチャンピオンズリーグの概要とルールについて紹介していきます。
出場クラブ数&大会の方式
アジアチャンピオンズリーグに出場できるのは、アジア中のクラブから合計40クラブです。
クラブがACLに出場するためには、アジアサッカー連盟が定めた「クラブライセンス制度」の基準を満たす必要があります。
- 国内最上位リーグで、アジアサッカー連盟が定める要件を満たすクラブライセンス制度が定められていること
- 出場クラブにも一定レベルのクラブライセンスが与えられていること
この2点を満たす必要があります。
クラブライセンス制度がない国のクラブやライセンス要件を満たさないクラブはACLに出場できません。
どんなクラブでも出場できるわけではないんだね。
ちなみに日本からは「J1ライセンス」を持つクラブであれば、J2・J3のクラブでも出場できます。
まず、アジア各国は西地区と東地区に分けられます。
西地区と東地区の内訳は以下の通り。
- カタール
- サウジアラビア
- イラン
- アラブ首長国連邦(UAE)
- ウズベキスタン
- ヨルダン
- インド
- タジキスタン
- トルクメニスタン
- レバノン
- シリア
- 中国
- 韓国
- 日本
- タイ
- オーストラリア
- フィリピン
- ベトナム
- シンガポール
- マレーシア
- 香港
- ミャンマー
- 北朝鮮
各地区でプレーオフラウンドを戦い、勝ち抜いた8クラブが本大会となるグループステージに参加します。
グループステージから参加する32クラブとあわせて、地区ごとに組み合わせ抽選を行います。
もちろん同じ国のチームが同じグループにならないように抽選されます。
西アジア地区:グループA~グループE
(4クラブ×5グループ=20クラブ)
東アジア地区:グループF~グループJ
(4クラブ×5グループ=20クラブ)
これで計40クラブですね。
グループステージは、各グループ内でホーム&アウェー方式のリーグ戦(1クラブ6試合)を戦います。
各グループの順位は勝ち点の合計で決まり、勝ち点は「勝ち:3、引き分け:1、負け:0」として計算します。
グループ内の最上位チーム(10チーム)と、各地区グループ2位のうち上位3チームずつ(6チーム)の合計16チームがラウンド16に進出します。
ラウンド16に進出する地区グループ2位の3チームも勝ち点の合計で決まります。
ラウンド16以降はホーム&アウェー方式のトーナメント方式になります。
トーナメントの流れは以下のようになります。
- ラウンド16は、両地区に分かれ、定められた組み合わせ表によって試合を行う
- 準々決勝は、両地区に分かれて抽選を行いトーナメント表を決め、試合を行う
- トーナメント表に基づき準決勝を行う
- 両地区を勝ち抜いた2クラブで決勝戦を行う
クラブワールドカップについては。「クラブワールドカップとは?大会のルールや視聴方法を解説します!」の記事で詳しく解説しています。
アジア各国の出場枠と出場できるクラブ
続いて出場枠についてです。
まず、各国は西地区と東地区に分けられ 、AFC大会における過去4年間のクラブの実績に基づいてランク付けされます。
ランキングが決まると、順位によって以下の出場枠が振り分けられます。
- 1位~2位の国:3つのグループステージ出場権と1つのプレーオフ出場権
- 3位~4位の国:それぞれ2つのグループステージ出場権と2つのプレーオフ出場権
- 5位の国:それぞれ1つのグループステージ出場権と2つのプレーオフ出場権
- 6位の国:それぞれ1つのグループステージ出場権と1つのプレーオフ出場権
- 7位~10位の国:それぞれ1つのグループステージ出場権
- 11位~12位の国:それぞれ1つのプレーオフ出場権
各国から出場できるクラブはリーグ戦・カップ戦の上位クラブです。
出場権の優先順位は、以下の順番で決まります。
- 第1代表:最上位リーグの優勝クラブ
- 第2代表:全国レベルの国内カップ戦優勝クラブ
- 第3~第4代表:最上位リーグの2位以降
国内カップ戦がいくつかある場合は、どの大会にACL出場権を与えるかその国のサッカー協会が決めます。
- その国にカップ戦が存在しない場合
- カップ戦優勝クラブがリーグ戦でも上位になった場合
- ACL出場権を持つクラブがクラブライセンスを認められなかった場合
この3つのいずれかに該当した場合は、リーグ戦の上位クラブを繰り上げ出場とします。
また、2021年大会より、ACLとAFCカップ(ACLの下位の大会)で優勝したクラブにプレーオフ出場権が与えられます。
他にも出場枠に関する細かいルールがありますが、ここまでの基本を知っておけばOKです。
アジアチャンピオンズリーグの名勝負【1選】
次はアジアチャンピオンズリーグの名勝負を1試合だけ紹介します。
【2017年決勝戦】浦和レッズ VS アルヒラル
日本の浦和レッズとサウジアラビアのアルヒラルとの一戦です。
浦和レッズは2007年に優勝を果たしており、10年ぶりの優勝に向けて気合いが入ります。
敵地での第一戦は引き分け。本拠地 埼玉スタジアムでの第二試合、負けは許されません。
試合は0-0のまま進み、このまま終了かと思われましたが、試合を決定づけるゴールが決まりました・・・
試合はもちろん、浦和レッズサポーターによるコレオグラフィー(人文字)も話題になりました。
すごい迫力だった!
アジアチャンピオンズリーグを観戦するにはどうする?
ここからはアジアチャンピオンズリーグの観戦について紹介していきます。
開催地・試合の日程は?
ACLはホーム&アウェー方式となりますので、出場クラブの本拠地で試合が行われます。
また、試合は土日だけでなく、平日夜にも行われます。
ACLの日程はおおよそ以下の通りです。
予選ステージ、プレーオフステージ:1月下旬~2月
グループステージ:2月下旬~5月
ラウンド16:5月下旬~6月
準々決勝:8月下旬~9月中旬
準決勝:9月下旬~10月
決勝戦:11月上旬・11月下旬
スタジアムで観戦する
ACLのチケットは以下のプレイガイドから購入できます。
試合会場では当日券の販売もされています。しかし、前売券が売り切れた場合は当日券の販売はありません。
チケットについての情報は出場クラブのホームページを参考にしてください。
チケットの買い方については、「【重要!】Jリーグのチケットを買う方法【お得な購入方法は?】」の記事で詳しく解説しています。
テレビなどで視聴する
アジアチャンピオンズリーグはスポーツ動画配信サービスのDAZNで視聴することができます。
これまではCS放送(有料)でJリーグクラブの試合が数試合放送されているだけでした。
しかし、DAZNでは外国クラブ同士の試合も視聴することができるようになり、視聴できる試合数もグッと増えました。
さらにDAZNでは生配信だけでなく、ハイライトや見逃し配信も視聴できるのがメリットです。
ライバルクラブの試合を観て研究することもできますね。
アジアチャンピオンズリーグは出場することがとても難しい大会です。
あなたが応援するクラブ・選手が出場するアジアチャンピオンズリーグを見逃すな!
ぜひ、体験してみてください。
DAZNについては「【実体験レビュー】サッカー観るならDAZNに加入するべき3つの理由」の記事で詳しく解説しています。
まとめ:アジアチャンピオンズリーグを観てみよう!
この記事では、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)について紹介してきました。
この大会はその名の通り、
アジアチャンピオンズリーグはおおよそ以下の日程で開催されます。
予選ステージ、プレーオフステージ:1月下旬~2月
グループステージ:2月下旬~5月
ラウンド16:5月下旬~6月
準々決勝:8月下旬~9月中旬
準決勝:9月下旬~10月
決勝戦:11月上旬・11月下旬
アジアチャンピオンズリーグに出場できるのは、アジア各国のリーグ戦・カップ戦を勝ち抜いた計40クラブ。
アジア各国は西地区と東地区に分けられ 、AFC大会における過去4年間のクラブの実績に基づいてランク付けされ、順位によって以下の出場枠が振り分けられます。
- 1位~2位の国:3つのグループステージ出場権と1つのプレーオフ出場権
- 3位~4位の国:それぞれ2つのグループステージ出場権と2つのプレーオフ出場権
- 5位の国:それぞれ1つのグループステージ出場権と2つのプレーオフ出場権
- 6位の国:それぞれ1つのグループステージ出場権と1つのプレーオフ出場権
- 7位~10位の国:それぞれ1つのグループステージ出場権
- 11位~12位の国:それぞれ1つのプレーオフ出場権
そして、各国の代表は以下の順番で決められます。
- 第1代表:最上位リーグの優勝クラブ
- 第2代表:全国レベルの国内カップ戦優勝クラブ
- 第3~第4代表:最上位リーグの2位以降
代表になるだけでもとても大変!
大会の方式をかんたんに説明すると以下の流れになります。
- 各地区でプレーオフラウンドを戦い、勝ち抜いた8クラブが本大会となるグループステージに参加
- グループステージから参加する32クラブとあわせて、地区ごとに組み合わせ抽選を行う
- グループステージは、4クラブずつの東西5グループに分かれ、ホーム&アウェー方式のリーグ戦を戦う
- 各グループの1位10クラブと、各地区グループ2位のうち上位3チームずつ(6チーム)の合計16チームがラウンド16に進出
- ラウンド16以降はホーム&アウェー方式のトーナメント方式
ACLのチケットはJリーグチケット から購入できます。
チケットについての情報は出場クラブのホームページを参考にしてください。
アジアチャンピオンズリーグはスポーツ動画配信サービスのDAZNで視聴することができます。
これまではCS放送(有料)でJリーグクラブの試合が数試合放送されているだけでしたが、DAZNでは視聴できる試合数もグッと増えました。
さらにDAZNでは生配信だけでなく、ハイライトや見逃し配信も視聴できるのがメリットです。
初回1ヶ月間は無料体験ができます。
アジアチャンピオンズリーグは魅力が詰まった素晴らしい大会ですので、より多くの人に観て応援してもらいたいなと思います。
自分の応援するクラブがアジアNo.1になったら誇りだよね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
その他の大会については以下の記事で紹介しています。
イチから学ぶ日本プロサッカー界のしくみ!大会の概要をまとめて解説します