こんにちは、Noboです。年間20試合程度サッカー観戦に出かけています。
これまでいろんな試合に出かけてきました。
クラブワールドカップってやっているけどどんな大会なの?
クラブワールドカップを観に行きたいな!
こんな疑問にお応えします。
まずクラブワールドカップとはどういう大会か?という点について説明すると、
ということができます。
世界中から各地域のNo.1クラブが集まり、世界一を目指す大会です。
クラブワールドカップは日本で開催されることもり、世界の強豪クラブを観戦できるチャンスです。
ぼくは4回観に行きました。
この記事では、実際に観戦した経験をもとにクラブワールドカップの魅力を伝えていきたいと思います。
- クラブワールドカップの概要
- クラブワールドカップのルール
- 過去の名場面
- クラブワールドカップを観戦・視聴するには
この記事を読んでいただくとルヴァンカップを観てみたくなること間違いなしの内容です。
ぜひ、最後までご覧ください。
世界No.1クラブを決める大会、それがクラブワールドカップ
クラブワールドカップは、正式には「FIFAクラブワールドカップ」と言います。
その名の通り、世界No.1のクラブを決めるための大会です。
この大会は国際サッカー連盟(FIFA)が主催しており、2005年から開催されている比較的新しい大会なのです。
当時のFIFAの会長が、
クラブの世界一決定戦もワールドカップと同じように全大陸から代表を集めて、真の意味での『クラブチームの世界王者』を決めよう!
と提唱したことがきっかけでした。
この大会が始まる前はどうやって世界No.1を決めていたのか、少し歴史を見ていきましょう。
【歴史】クラブワールドカップが始まるまで
サッカーのクラブ世界一を決める大会は、1960年代からインターコンチネンタルカップという大会が行われていました。
この大会ではヨーロッパ王者のクラブと南米王者のクラブ同士の対決によって「事実上」の世界一が決められていたんです。
そんななか1990年代後半から、ヨーロッパ・南米以外の国でも国際舞台で活躍する「サッカー新興国」が出てきました。
日本も1990年代にプロリーグ(Jリーグ)ができたし、サッカー新興国と言えるね。
ヨーロッパ・南米だけでなく、各大陸から代表クラブを集めて行う大会が企画されたのです。
2000年に「FIFAクラブ世界選手権2000」という大会が開催されたのですが、大会運営を任されていた会社が倒産したり、スポンサーが集まらなかったりして第2回大会は開催中止になってしまいました。
開催に向けてなんとか交渉が続けられ「FIFAクラブワールドカップ」の名前で再開できるようになりました。
クラブワールドカップの概要・ルールを解説!
ここからはクラブワールドカップの概要とルールについて紹介していきます。
出場できるクラブ
クラブワールドカップに出場できるのは、世界中のクラブのうちたったの7クラブ。
各大陸のNo.1を決める大会で優勝したクラブだけが参加できるのです!
- ヨーロッパ代表:ヨーロッパチャンピオンズリーグで優勝
- 南米代表:コパリベルタドーレスで優勝
- アジア代表:アジアチャンピオンズリーグで優勝
- アフリカ代表:CAFチャンピオンズリーグで優勝
- オセアニア代表:OFCチャンピオンズリーグで優勝
- 北中米カリブ海代表:CONCACAFチャンピオンズリーグで優勝
- 開催国代表:国内1部リーグで優勝
出場すること自体がとても難しい大会です。
大会の方式
クラブワールドカップは1国集中開催のトーナメント戦で行われます。
開催国王者とオセアニア王者が1回戦を戦い、ヨーロッパ王者と南米王者がシードになっています。
1クラブ23人までの選手登録ができ、このうちゴールキーパーは3人です。
90分(前後半45分)で決着が付かない場合は、30分(15分ハーフ)の延長戦を行います。
それでも決着が付かない場合はPK戦で勝敗を決定します。
各試合で、ゴールが入ったかどうかを機械で判定する「ゴール機械判定技術」が使われています。
クラブワールドカップの表彰
クラブワールドカップの表彰について以下にポイントをまとめました。
- クラブワールドカップの優勝クラブにはトロフィー「ジ・アース」が贈られます。
- 1~3位のクラブには、それぞれ金メダル・銀メダル・銅メダルが贈られます。
- フェアプレーコンテストの1位クラブには育成向けのサッカー用具用品券(25000ドル)が贈られます。
- 最優秀選手にはゴールデンボール、2位の選手にはシルバーボール、3位の選手にはブロンズボールが贈られます。
- ゴールデンボールの受賞者には、スポンサーから商品が贈られます。
クラブワールドカップの名勝負【1選】
次はクラブワールドカップの名勝負を1試合だけ紹介します。
【2016年決勝戦】レアルマドリード VS 鹿島アントラーズ
ヨーロッパ王者のレアルマドリード(スペイン)と開催国王者の鹿島アントラーズ(日本)の一戦です。
大スターのクリスティアーノ・ロナウドが所属するレアルマドリード相手に鹿島アントラーズが挑みます。
レアルマドリードが圧倒的に有利と見られていましたが、鹿島アントラーズの柴崎岳が圧巻の2ゴール。
ヨーロッパ王者を本気にさせたこの試合は世界中から注目を集めました。
この試合で大活躍した柴崎岳はヨーロッパのクラブに移籍していきました。
クラブワールドカップを観戦するにはどうする?
ここからはクラブワールドカップの観戦について紹介していきます。
開催地・試合の日程は?
クラブワールドカップは毎年12月上旬から始まり、約2週間の日程で開催されます。
開催国がどこになるかは、国際サッカー連盟(FIFA)の理事会で決められます。
1~4年間分の開催地がまとめて発表されます。
クラブワールドカップは過去に日本のTOYOTAがスポンサーをしていたこともあり、日本で開催されることも多くありました。
近年では、カタール・アラブ首長国連邦・モロッコでも開催されています。
今後日本で開催される機会もあるはずですので、注目しておきましょう。
スタジアムへ観に行く
日本でクラブワールドカップを4回生観戦した経験をもとにお話します。
クラブワールドカップが日本で開催される場合、チケットはプレイガイドを通して購入できます。
チケット価格は、Jリーグと比べると高いですが、世界の強豪クラブが日本で観戦できることを考えれば、現地に行くより安いと言えるでしょう。
決勝戦は前売券で売り切れてしまいますが、その他の試合は前売分が余れば当日券を購入することができます。
クラブワールドカップ2016の場合ですが、席割とチケット価格は以下のようになります。
カテゴリー1 | カテゴリー2 | カテゴリー3 | カテゴリー4 | |
開幕戦(横浜) | ¥8,000 | ¥6,000 | ¥4,000 | ¥2,000 |
第2ラウンド(吹田) | ¥8,000 | ¥6,000 | ¥4,000 | ¥2,000 |
5位決定戦・準決勝(吹田) | ¥19,000 | ¥15,000 | ¥10,000 | ¥7,000 |
準決勝(横浜) | ¥22,000 | ¥16,000 | ¥11,000 | ¥8,000 |
3位決定戦・決勝(横浜) | ¥40,000 | ¥25,000 | ¥18,000 | ¥10,000 |
これまでの大会では、「横浜国際総合競技場(日産スタジアム)、豊田スタジアム、市立吹田サッカースタジアム」が使用されてきました。
決勝戦はすべて横浜国際総合競技場で行われます。
クラブワールドカップは外国人サポーターも多く駆けつけるので、特に決勝戦は外国の雰囲気を楽しむことができます。
大阪の街が外国人サポーターに占拠されてしまったこともありました。
こうした普段では味わえないような熱気もクラブワールドカップ魅力と言えるでしょう。
スタジアムでもイベント開催、スタジアムグルメ・グッズなども販売されていて、大いに盛り上がっています。

スタジアムは大会の公式パンフレットが販売されています。
1冊3,000円とパンフレットとしては少し高めですが、観戦の記念にご購入されてはいかがでしょうか。
決勝戦で販売されるパンフレットは表紙が特別仕様になってます。
対戦するクラブのエンブレムが描かれてますね。
テレビなどで視聴する
クラブワールドカップは209の国に生放送されます。
日本では、日本テレビ系列(地上波)で準決勝全2試合・3位決定戦・決勝のみ生中継されます。
その他の4試合はBS日テレで生中継が行われます。
さらに動画配信サービスの「Hulu」において、地上波とは異なる国際映像を用いたインターネットによる生配信もされています。
ガッツリ視聴したい人はBS放送を観られるようにするかHuluに加入しましょう。
まとめ:クラブワールドカップを観てみよう!
この記事では、クラブワールドカップについて紹介してきました。
最後にこの記事のまとめです。
この大会はその名の通り、世界No.1のクラブを決めるための大会です。
クラブワールドカップに出場できるのは、世界中のクラブのうちたったの7クラブ。
- ヨーロッパ代表:ヨーロッパチャンピオンズリーグで優勝
- 南米代表:コパリベルタドーレスで優勝
- アジア代表:アジアチャンピオンズリーグで優勝
- アフリカ代表:CAFチャンピオンズリーグで優勝
- オセアニア代表:OFCチャンピオンズリーグで優勝
- 北中米カリブ海代表:CONCACAFチャンピオンズリーグで優勝
- 開催国代表:国内1部リーグで優勝
世界中の各地域のチャンピオンクラブだけが参加できるのです。
クラブワールドカップは1国集中開催のトーナメント戦で行われます。
このうち、実力のある ヨーロッパ王者と南米王者がシードになっています。
クラブワールドカップは毎年12月上旬から始まり、約2週間の日程で開催されます。
日本で開催されることもあり、私たちも試合を観戦できます。
チケットは以下のプレイガイドで購入できます。
チケット価格は以下を参考にしてください。
カテゴリー1 | カテゴリー2 | カテゴリー3 | カテゴリー4 | |
開幕戦(横浜) | ¥8,000 | ¥6,000 | ¥4,000 | ¥2,000 |
第2ラウンド(吹田) | ¥8,000 | ¥6,000 | ¥4,000 | ¥2,000 |
5位決定戦・準決勝(吹田) | ¥19,000 | ¥15,000 | ¥10,000 | ¥7,000 |
準決勝(横浜) | ¥22,000 | ¥16,000 | ¥11,000 | ¥8,000 |
3位決定戦・決勝(横浜) | ¥40,000 | ¥25,000 | ¥18,000 | ¥10,000 |
スタジアムではイベント開催、スタジアムグルメ・グッズなども販売されていて、大いに盛り上がっています。
限定グッズもあるので、ぜひ観戦の記念に買ってみてください。
クラブワールドカップは 、 日本では、日本テレビ系列(地上波)で準決勝全2試合・3位決定戦・決勝のみ生中継されます。
その他の4試合はBS日テレで生中継が行われます。
さらに動画配信サービスの「Hulu」において、地上波とは異なる国際映像を用いたインターネットによる生配信もされています。
ガッツリ観戦したい人はBS放送かHuluを視聴できる環境が欲しいところです。
クラブワールドカップは世界中の強豪クラブを観戦できる機会があり、もし日本で開催されれば、普段とは違うサッカーの雰囲気を楽しむことができます。
ぜひ、クラブワールドカップを楽しんでいただきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
その他の大会については以下の記事で紹介しています。
イチから学ぶ日本プロサッカー界のしくみ!大会の概要をまとめて解説します