こんにちは。静岡県出身のサッカーファン、ノボといいます。
2019年9月、ドイツのブレーメンに行ってヴェルダー・ブレーメンの試合を観戦してきました。
ドイツのブンデスリーガでは、日本人選手もたくさん活躍していますよね。
日本と違うサッカー文化を肌で感じたので、サッカーファンのみなさんにお伝えしたいと思います。
- ブレーメンの街の様子
- チケット購入
- スタジアムの雰囲気
- オフィシャルショップ
- 現地サポーターとの交流
実際にスタジアムへ行ってきたので、写真付きでレポートします。
- 海外サッカーファン
- ブレーメンに行ってみたいと思っている人
そんなみなさんに必見の内容です。
ヴェルダー・ブレーメンのスタジアム観戦を楽しもう!
ブレーメン州はドイツ北部に位置する、人口約68万人の都市です。
日本でいえば、相模原市・静岡市・岡山市くらいの規模でしょうか。
「ブレーメンの音楽隊」で有名です。
ヴェルダー・ブレーメンは、ブレーメンに本拠地を置くスポーツクラブで、ハンドボール、陸上競技、チェス、卓球、体操など、サッカー以外のスポーツクラブ活動も行っています。
特にサッカーでは、ブンデスリーガを4回・DFBポカール(日本でいう天皇杯)を6回優勝している実績を持つ伝統あるクラブです。
過去には日本人選手やワールドクラスの選手も所属していたりします。
- 大迫 勇也(日本代表)
- 奥寺 康彦(日本代表)
- メスト エジル(ドイツ代表)
- クラウディオ ピサロ(ペルー代表)
- セルジュ ニャブリ(ドイツ代表)
「ヨーロッパを感じられる」ブレーメンの街並み
滞在していたブレーメン中央駅から徒歩でホームスタジアムのヴェーザーシュタディオンに向かいました。

普段は穏やかな雰囲気の駅です。いかにもヨーロッパっぽい雰囲気ですね。

駅の中にもブレーメンの旗が!地元で愛されているのがよくわかります。
ブレーメン中央駅からスタジアムまでは徒歩で約40分。ヴェーザー川の川沿いを歩いて行きます。

地元のお祭り?なのか、川沿いではビールやソーセージの屋台がたくさん出ていて、家族や友人・カップルなどみんなそれぞれ楽しんでいる様子。
この日はバンドのライブ演奏も行われていました。

スタジアム沿いを流れるヴェーザー川には船が走っていて、バス代わりに船でスタジアムに向かう人たちもいました。これもとても気持ち良さそうです。

川沿いからの景色もとても良く、芝生で休んでいる人もいました。バスや路面電車でも来ることができますが、この景色が見られたので満足です。
さあヴェーザーシュタディオンが見えてきました。
ヴェルダーブレーメンのホームスタジアム:ヴェーザーシュタディオン

ホームスタジアムのヴェーザーシュタディオンはもちろんサッカー専用スタジアム。
ピッチと客席との距離から伝わる迫力、太鼓の音や手拍子が響き渡り、圧倒的な臨場感を楽しめます。
ピッチと客席との距離がものすごく近いのです。よく言われていることですが、この距離感は自分の想像以上でした。
あの雰囲気を出せるスタジアムは日本ではまだまだ少ないと思います。図太い声をしたサポーターのチャントもこだましていました。
収容人数:42,100人
ヴェーザーシュタディオンへのアクセス
ブレーメン中央駅から徒歩40分くらい
ブレーメン中央駅から路面電車で20分くらい
行きはブレーメンの街並みを見たかったので、散歩がてら歩いて行きました。
ブンデスリーガでは試合のチケットを持っていると公共交通機関を無料で利用できることを知り、帰りは路面電車を使いました。
公共交通機関が無料だなんでブンデスリーガは素晴らしいね!
ヴェルダー・ブレーメンのチケット購入
実はこの試合を観られるかわからなかったので、チケットは事前に準備をしていませんでした。
ブンデスリーガは観客数が多いので、当日券の発売もあるか不安な中スタジアムへ向かいました。

チケット売り場を発見!少し列ができていたのですが並んでみます。ドキドキ・・・
チケット売り場に並んでる途中でダフ屋が話しかけてきました。この席45ユーロでどう?みたいな感じ。
やはり明らかに観光客だとわかるのでしょうね。
当日券が買えるかわからなかったので少し悩みましたが、金額が適正かも怪しいので様子を見ることにしました。
そして自分の番がやってきました。スタッフのお姉さんは英語が通じそうなので、なんとか中学生レベルの英語でがんばって伝えてみます。
今日の試合のチケットは買えますか?
はい、買えますよ。
どの席がいいですか?
座れる席がいいです。
あとはおまかせでシートを選んでもらいました。位置はメインスタンドの右コーナーフラッグの近く。
価格は40ユーロでした(2019年9月のレートで約4800円)。
価格的にはJ1の指定席と同等といったところでしょうか。おそらくダフ屋で買わなくて良かったと思います。
今日のゲームを楽しんでね(ニッコリ)。
なんとかチケットをGET!
荷物検査・ボディチェックを受けて入場します。

この試合のハイライトはスカパーさんでお楽しみください。
試合結果は首位のライプツィヒが力を示し、0-3でブレーメンを圧倒。
この試合を観て驚いたのは、ブレーメンのサポーターは0-3になった時も応援のテンションは下がらず、帰り出す人も少なかったことでした。
試合後の挨拶のときも決してブーイングせず、拍手と励ます声援が続いていました。
ふがいない試合ではブーイングがすごいのではないかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
この日の観客数は40550人。あの雰囲気を体感したら「オレもこの中で試合がしたい!」と強く思うはずです。
自分も一気に虜になりました。
オフィシャルショップへ入ってみた
席を出てスタジアムの周りを歩いて帰ろうとするとなんとオフィシャルショップを発見!これは入らなければ!

入り口でのボディチェックを通過して入店です。

入り口には懐かしいブレーメンの名場面を収めた写真の数々。
記念写真が撮れるようになっています。これでブレーメンファミリーの仲間入りです。自分もブレーメンサポーターに手伝ってもらって写真を撮りました。撮ってくれた方ありがとう!
なんとショップは2階建てとなっており、いろいろなグッズが売られていました。店内の写真を撮りましたのでご紹介します。




普段着でも着られるカジュアルなものも多いです。


充実の小物類。他にも財布・時計・ネクタイなども置かれていました。もちろん定番のユニフォームやマフラーも数種類販売されていましたよ。
正直、日本のクラブでここまでの規模があるショップは見たことがありません。ドイツのサッカー熱の高さを感じます。
ショップで買い物を楽しみ、ホテルに戻ります。
ブレーメンサポーターとの交流
ブレーメンサポーターはさぞ肩を落して帰っているのだろうと思っていたら、スタジアム周辺やメイン通りの飲食店では多くの人がビールを片手に談笑していました。
日本では試合が終わったらそのまま帰ってしまう人が多いですが、こんなところにも文化の違いを感じます。
試合後はお祭りのような状態になっていて、屋台・パブにサポーターが集っていました。駅に向かって歩く途中、とあるパブの前を通ったら一杯飲んでいたブレーメンサポーターに声をかけられました。
このパブはブレーメンの中でも有名なんだ。
ちょっと寄っていきなよ。
パブでは先ほど行われていた試合の映像が流れていました。
日本人?
旅行で来たの?
日本人だよ。
仕事で来たんだ。
そんなこんなで話をしながら記念撮影。
2週間後のホームゲームにも来てくれよな!
またな!
別れを惜しみながらパブを出ました。みんなめちゃくちゃいい人たち。
また、路面電車の中でも話しかけてくれた人もいました。
大迫勇也がケガして残念だったね。
日本代表にとっても痛いんじゃないか?
大迫勇也はブレーメンにとっても大切な選手だよ。
大迫選手がブレーメンで愛されているのを感じました。そんな話をしているうちにホテル近くまで路面電車が到着。ホテルに戻りました。
まとめ:ドイツサッカーの魅力を肌で感じたヴェルダーブレーメン
この記事では、ドイツ・ブンデスリーガのヴェルダーブレーメンのホームゲームを観戦した現地情報をまとめてきました。
ブレーメンの街並みは、いかにもヨーロッパな雰囲気で、歴史のある建造物も多くあります。
試合当日は、家族・友人・恋人同士で試合開始の何時間も前から、みんな楽しんでいました。
街の中心駅であるブレーメン中央駅からブレーメンのホームスタジアムヴェーザーシュタディオンまでは、
- 徒歩約40分
- 路面電車で約20分
です。
ブンデスリーガでは、試合のチケットを持っていると、試合当日は公共交通機関が無料で利用できます。
スタジアム外の広場には当日券売り場もあり、1階席・ホーム側コーナーフラッグ付近の指定席は40ユーロでした(2019年9月のレートで約4800円)。
40,000人以上収容するサッカー専用スタジアムなので、試合の迫力やファンの熱気はすごいものがありました。
スタジアムにはオフィシャルショップが併設されていますので、ぜひ立ち寄ってほしいです。
オシャレなアパレルグッズから日常生活で使える雑貨品まで、たくさんのアイテムが揃っていました。
現地の人は割とフランクに話しかけてくるので、現地のファンとふれあうも楽しみのひとつです。
もっと英語を勉強すればよかった・・・
でも、なんとかコミュニケーションは取れたのでうれしいです。
ぼくは外国でのサッカー観戦は初めてで貴重な経験でした。
スタジアムの雰囲気・サポーターの暖かさもあって一気にブレーメンのファンになりました。
みなさんもぜひドイツ・ブンデスリーガのサッカーを肌で体感してみてください。
参考:ブレーメンでの会話や文字表記について
ブレーメンではぼくと話したすべての人には英語が通じました。
ぼくはドイツ語は分からないので(ダンケ=「ありがとう」くらい?)、カタコトの英語でコミュニケーションをとりました。
ぼくの英語レベルですが、
- センター試験平均点程度
- 海外渡航経験なし
とかなり厳しめ。外国人と話すのもほぼ初めてです。
それでもサッカーを観たいという思いから必死でした。
看板など街中の表記ではドイツ語が多いです。その次に英語でスーパーマーケットなどではトルコ語表記もあるといった感じです。
切符を機械で買うときなどはgoogle翻訳のカメラ翻訳機能がとても便利でした。あなたも海外旅行に行くときは使ってみてください。
この記事がドイツ・ブンデスリーガを観戦する際の役に立ちますとうれしいです。
